コストパフォーマンス!
その償却期間の計算、合っていますか?
次に注意すべき事は、償却期間です。
営業マンによっては、「昼間の電気代がタダになりますよ。」とか、「○年間で製品の価格は減価償却できて、その後は売電した金額は全てあなたの利益になります。」と営業トークを展開する人もいます。
そこで注意すべき事は、実際にその製品の発電効率はどうなのか、製品の経年劣化も計算に含まれているのかが大事になって来ます。
太陽光発電システムは機械ですので、勿論の事、年々発電効率が落ちます。
それを考慮しておかないと、「発電シミュレーションと話が違うじゃないか!」と言ったトラブルにもなりかねません。
太陽光発電システムを錬金術と考えていると失敗する!?
製品には寿命があるので、設置したら一生発電できると言うものでもありませんし、売電価格のkW単価も期限があります。(契約できる単価は年々下がって行く傾向にあります)
いつまでも今の価格で余剰電気が売れる訳ではありませんので、そう言う認識で購入を検討する必要があります。
逆に言えば、そう言う点の説明もあり、その上で償却期間を明確に提示して来る業者は誠実だと言えるでしょう。
売電利益について勘違いしやすい点。
そもそも、「太陽光発電システムを設置して、売電で得た金額で太陽光発電システムの本体価格を減価償却する。」・・・と言う考え方が大きな勘違いをしています。
売電できるのは、あくまでも「昼間の間、家で使った電気の分を差し引いた残りの分」だと言う事を理解していない事からそう言う考えになってしまうのだと思います。
ですので、実際に振り込まれる金額を見た時にガッカリしてしまう結果になりかねません。
昼間の浮いた電気代と振り込まれた金額、両方合わせての売電利益です。
振り込まれた金額だけを考えていると、「思ったよりもメリット無かったな・・・。」と思いがちなので、注意しましょう。
それと、夜は発電しませんので、当然電気代がかかります。
ですので、太陽光発電システムを設置したからと言って、決して電気代がタダになる訳ではありませんので、そこもお気を付け下さい。